大間港フェリーターミナルで菊池さんと合流し、
菊池さんの愛艇「第三十五 大運丸」に乗船した3人(オーナー様・津村・遠藤)。
いざ、出港!🚤
大間では昨日(8/14)の21:00までお盆休みのため禁漁期間だったとのこと。
禁漁明けの今朝出港した仲間の漁師さんの情報によると、小さいマグロが何本か上がっただけで、潮も良くないそう。
「でも、俺がマグロ釣らせてやっからよ〜」
菊池さんの名言です。
菊池さんの長年の経験と知識から「ここのポイントだ」という所から仕掛けを流し始めます。
今回使う仕掛けも、菊池さんの研究により生み出したマグロ百発百中仕掛け。
漁師さんの命であり、本来では企業秘密でもあるはずの仕掛けも、針の形や素材まで教えていただきました。
さらにソナーの見方も。
ソナーが付いているプレジャーボートはあまりなく(弊社管理艇でもUR75様のみ)、私も何となくしか理解していなかったので勉強になります。
仕掛けを流し初めて約1時間。
『何かかかったな』
と息子さん(海の男はやっぱりイケメン!)
上がってきたのは………
”シイラ” でした。
大きい!!!
リリースして、仕切り直し。
ベタ凪の津軽海峡、あちこちでマグロが飛び跳ねています(テレビで見たやつ!)
『あのマグロはイワシ食ってら』
『あれはトビウオ食ってら』
え、何で分かるの???漁師さんてすごいな〜
と一つ一つが驚き。
操船席での菊池さん(右)と津村(左)。
菊池さんの貫禄。まさに大間No. 1漁師です。
シイラのヒットから1時間後、
ついに!
『これはマグロだ』
え、嘘、本当?
マグロだーーーーー!!!!!!!
(注)遠藤の声にご注意ください🔊
※驚きのあまり、動画の停止ボタンを押してしまった遠藤(ポンコツ🤪)
本物!すごい!
テレビで見たやつ!(再び)
本当に釣れました!✨✨✨✨
ありがとうございます!
(マグロは仕掛けを外してリリース)
貴重な経験をさせていただきました!
港に戻ると「第○○大運丸」が港内に6隻も。
菊池さんは三兄弟。
弟さん2人もそれぞれが船を持ち、息子さんや甥っ子さんも船を持っているとのこと。
(ちなみに第○○の数字は好きな数字を付けることが出来ます。ラッキーナンバーや船を購入したときの年齢などを付けるようです)
まさにマグロ漁師一家。
しかも、弟さん2人は年始の豊洲での初セリ1番マグロを釣り上げたことのある方々なのです!😎
『俺も初セリ用のマグロ出してるけど取れねぇんだよな〜。今年は180キロを出したけど、最近は200キロ超えないと1番マグロは厳しいんだ。』
とおっしゃっていました。
大荒れの中でもマグロを求め漁に出て、
美味しいマグロを全国に届けてくれる菊池さんはじめ漁師の皆さん、ありがとうございます。
菊池さんのご自宅にお邪魔してマグロ&釣り談義。
「漁師もプレジャーボートの人も、マグロを釣りたい思いは同じだから、みんな仲間だ」
「マグロを釣る夢を叶えて、楽しいな嬉しいなと思ってほしい」
これもまた名言。
そんな菊池さんの元には、
北は稚内、南は与那国島まで全国各地からマグロ漁師さんが訪れ、
各地で弟子がたくさん活躍されているそう。
まさに ”生きる伝説” です。
『もっと大きいの釣らせてやっから、またおいで』
ありがたいお心遣いに感謝感謝です😭✨
菊池さん、また大間にお邪魔しますね!!
マグロを釣り上げるまでの動画を映画風にまとめてみました🎞️