PRINCESS85様用のテンダーボート
Williams社『SPORT JET395』の耐久試験を行いました。
耐久試験とは、新規で船舶検査証書の登録・発行申請するために必要な試験です。
内容は
① 燃料残量1/2の状態で全開走行1時間
② 燃料満タンの状態で全開走行1時間
それぞれ走行中にUターンや直進走行を行い、
外観に異常(亀裂や割れ)はないか、
浸水はないか、
視界が遮られることなく走れるか、
危険な走行姿勢にならないか、などを確認します。
これらを①で1時間、②で1時間
合計2時間、全開(フルスピード)で走らなければなりません。
名前の通り、安全を確認するための”耐久”試験です・・・💪
心の準備をして、いざ出港。
操船は仲出川。
ゴーグルにニット帽、ネックウォーマー、手袋と、
防寒対策と風圧対策もバッチリ😎
私は前の座席と操船席との間にあるスペースにて、記録係を🎥
※※以降、臨場感をお楽しみいただくために音が出ます🔊※※
極力、波のない場所を走りますが、
時々やってくる衝撃で骨が折れそうです😱(笑)
全開で40マイル(64キロ)を計測。
風圧がすごい。
このような試験を延々と・・・
・・・🚤
・・・・・🚤
・・・・・・・🚤
さすがに2時間ずっと全開で走り続けるのは体が持たないため、
休み休み走り続け、無事に2時間の耐久試験を終えました。
か、身体中が痛いです(痣も出来てるー!)
理想と現実・・・
(※あくまで今回は安全に航行するための試験です)
フネの耐久試験というより、人間の耐久試験だった気がしましたが、
安全は何物にも代えられません⛑
耐久試験に合格して、最後の浮力検査と試運転にも合格すれば、
船舶検査証書と船舶検査手帳が発行され、いよいよ「SPORT JET395」デビュー✨
オーナー様の笑顔が待ち遠しいです🤭