知床観光船事故に遭われました被害者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
連日の猛暑で、梅雨はいったいどこへいってしまったのかと思う毎日。
少しでも涼しい場所に行きたいな~。
よし、今こそ「北へ!カード」を使おう。
(注)わかる人にはわかる、某鉄道すごろくゲームの必殺技です
というわけで、北海道へ行ってきました✈️
せっかく行くならあまり利用しない空港へ行ってみたかったので、
今回は『オホーツク紋別』空港を利用。
ちなみに、この空港は1日1便。
羽田 ⇔ オホーツク紋別 のみ。
乗り遅れたら最後、ハラハラドキドキの旅です。
(出発する前に、既にハプニングがありましたが、そちらは割愛✂️)
羽田から約1時間50分で到着。
なかなかタラップで降りることもないので記念に。
※私が降りた数分後、ゲリラ豪雨となり後方に座っていた方々はびしょ濡れに😱😱
飛行機を降りて到着ロビーを出るまで約2分。(手荷物無しの場合)
これまでの空港で最短の導線でした。
・・・というのも、紋別空港からはほぼすべての旅客者がレンタカー利用のため、
当日のレンタカー(1社のみ)予約者は30組オーバー😲
時短のためにも両親に手荷物を託し、私はレンタカー手続きを最優先。
初日は、サロマ湖と網走監獄を観光し、
2日目は、今回の旅のハイライトでもある、念願の『知床クルーズ』へ!!!!
1週間前から海況を確認し、何度も何度も予報とにらめっこするも、やや強風予報。。
そして曇り🌨️(到着日は強風のため欠航🌀)
知床に向かう道中も曇り空と雨。
さすがに晴れ女のわたしでも、海の天気には抗えないか・・・と思いながら、
フルマラソンを超える距離をひたすらまっすぐ進むと、滝が見えてきました。
オシンコシンの滝です。
(この時点でもやや曇り空・・・)
オシンコシンの滝を出て約10分進むと、ウトロ港に到着。
知床八景のひとつでもある『オロンコ岩』。
写真を見てお分かりの通り・・・
\ 晴 れ ま し た ! ! /
オロンコ岩と相対峙しているのが『ゴジラ岩』
まずは、受付にて乗船名簿を記入し、乗船券を貰います。
(乗り場と受付は場所が異なるので注意⚠️)
知床クルーズを行う会社は複数ありますが、
選んだのは前回の流氷観光船で乗船した「おーろら」さん。
4月下旬から10月下旬までは知床観光船として運航しています。
今回のコースは『ルシャ湾航路』
カムイワッカ湯の滝より先にあるルシャ湾で折り返し、
ヒグマが一番多く目撃できるコース🐻
乗船したのは「小型船おーろら3」。
「大型船おーろら」に比べると、最大速力は1.7倍の24ノット。
爽快感や解放感を感じたい方や、
小回りがきくのでヒグマやイルカなどの野生生物を見つけたい場合はこちらがおすすめです。
おーろら3乗船者は、乗船時に救命胴衣と双眼鏡を受け取ります。
※乗船中は必ず救命胴衣を着用します
船内はこんな感じ。
2階展望デッキは人数が決められていて、先着順のため、早めに乗船するのがベスト!
ちなみに「おーろら3」は令和4年に進水した新造船🛥️
安全備品や航海機器・通信設備なども搭載されています。
いざ、出港!
後から出港する「おーろら」の船長さんがお見送りしてくれました👋
右側に見える橋(幌別橋)より左側が、世界自然遺産地域。
べた凪で揺れも少なく、安心安心🚢☀️
まず見えてきたのは、知床八景 フレペの滝。
知床の山々から流れてきた地下水がシトシト流れ落ちる様子から
「乙女の涙」と呼ばれています。
続いて、大きな岩の奥に見えてきたのは湯の華の滝。
誰にも見えない隠れた場所で流れ落ちていることから
「男の涙」と呼ばれているんだとか。
知床にはたくさんの岩があり、像岩も🐘
岩肌に大きな穴が開いているのは”クンネポール”と呼ばれる海の洞窟。
さらに進むと、一面エメラルドグリーンに輝く海面と滝!
知床八景 カムイワッカ湯の滝 です。
絶景!!!
”カムイワッカ”とは「神の水」を意味するアイヌ語。
強い硫黄成分による化学反応で海水がエメラルドグリーンに見え、生物たちは生息できません。
(そのことから「魔の水」とも解釈されているんだとか)
カムイワッカの滝航路では、こちらで折り返すのですが、
ルシャ湾航路はその先、ルシャ湾へ進みます。
(月のクレーターを見るために購入した)マイ双眼鏡がここで大活躍!!✌️✨
※双眼鏡は貸出があるのでご安心を!
クルーのお兄さんにヒグマ見えますか?と聞いてみると
トンネルの右側に親子がいます!!と😲
ヒグマ発見!!🐻
肉眼ではほぼ見えないのですが、
人間がお邪魔させてもらっている側なので遠くから。
(運が良ければ近くで見られることも!?)
ヒグマの聖地でもあるルシャ湾で無事ヒグマを発見し、
船は折り返しウトロ港に戻ります。
ヒグマに夢中になっていましたが、
イルカやシャチなどに遭遇することも!
(今回は遭遇できず・・・残念!)
探し方が様になってきた模様。
客席に設置されたモニターでGPSが映されているのも安心でした。
(日頃の行いが良いから?)お天気と海況に恵まれ、
最高のクルーズ!!
約2時間半の航行を終え、無事帰港しました。
KAZU Ⅰ の事故以降、少なからず ”知床クルーズ=危険” の印象を持っている方もいるかと思います。
しかしながら今回乗船し、知床で観光船を運航されている会社の安全への意識はものすごく高いと感じました。
(今回は運よく海況に恵まれて出港できましたが、欠航になるリスクも考えた旅のスケジュールも大切ですね。)
オーナー様やゲスト様の命を預かる私たち同業社も同様に
安全管理に対する考え方や、欠航する勇気や判断の大切さを今一度考えたいと思いました。
行ってみる価値あり!遠藤が保証します!
ぜひ、知床クルーズ乗ってみてください!
*** おまけ ***
今回宿泊したホテルは『北こぶし知床 ホテル&リゾート』
客室からの景色。
流氷シーズン(1月下旬~2月下旬頃)になると流氷ビューが楽しめます。
お食事はビュッフェ形式ですが、
目の前でシェフが調理してくれます。
ビュッフェとは思えないクオリティに食が進みます。
北海道の食材をふんだんに使ったお料理はどれも絶品でした🍴
たらふく食べた後は、サウナで整いました🤤
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次は流氷シーズン!
・・・その前に夏の知床をもう一度堪能したいので、次回はゆっくりと滞在したいです😎
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【 遠藤亜おすすめ!知床情報サイト 】
◆ おーろらのチケットを取る
知床観光船 おーろら 公式ホームページ
https://www.ms-aurora.com/shiretoko/
◆ 知床の最新情報を知る
知床情報玉手箱
https://www.stv.jp/webcam/abashiri/index.html
◆ 北こぶし知床 ホテル&リゾート
https://www.stv.jp/webcam/abashiri/index.html
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遠藤亜の旅はつづく・・・
(おわり)