「クルーザーを使った釣りはどういう感じなんだろう?」
「川釣りや防波堤釣りとはどういった違いがあるの?」
クルーザーでの釣りに興味を持っている方は、上記のような疑問を抱いている場合が多いのではないでしょうか。クルーザーで行う釣りは川釣りや防波堤釣りでは感じることのできない魅力があり、一度経験したらハマること間違いなしです。
そこで今回は、クルーザーでの釣りと川釣りや防波堤釣りとの違いや2つの釣りの方法、楽しむためのポイントを解説します。この記事を読めば、クルーザーでの釣りに興味を持ち、きっと体験したくなることでしょう。
クルーザーフィッシングと川釣りや防波堤釣りとの違い
代表的な釣りの方法として川釣りや防波堤釣りなどがありますが、クルーザーで行う場合、それらの釣りとはどのように違うのでしょうか。
クルーザーフィッシングでしか味わうことのできない3つの魅力をご紹介します。
さまざまな種類の魚が釣れる
川釣りや防波堤釣りの場合、釣りを行う場所が固定されてしまうためそこに生息している魚しか狙えません。釣り場所を変えることで釣れる魚の種類は多少変わりますが、限界はありますし大きく変わることはありません。
しかし、クルーザーでは釣れる場所に制限がほぼなく、自分が釣ってみたい魚の生息地までいくことでさまざまな種類の魚を狙えます。
また、沖合いでしか釣れない魚を狙いたい場合などは、川釣りや防波堤釣りでは狙えません。釣り場所に制限されず、多種多様な魚が狙えるのは、クルーザーフィッシングの魅力の1つでしょう。
大海原の釣りは非日常感を感じられる
クルーザーに乗って大海原に出て釣りを経験するという、それ自体が日常とはかけ離れた経験であり、非日常な世界を感じられます。
川釣りや防波堤釣りでもある程度の非日常感が得られますが、大海原に出て自由気ままに自然を直接肌で感じることのできるクルーザーフィッシングには敵わないでしょう。
釣りは好きだけど川釣りや防波堤釣りにはちょっと飽きてきたな、という方にこそクルーザーフィッシングがおすすめです。
周囲を気にすることなく自由に釣りを楽しめる
川釣りや防波堤釣りを行う場合、人気のスポットであればあるほど他にも釣りを楽しんでいる人が周りにいるため、釣りをしながらも周囲を気にかける必要があります。快適に釣りを楽しむためには周囲との協調は不可欠ですが、周りを気にしていては心から自由を感じ釣りを楽しむことはできません。
一方でクルーザーフィッシングでは、広い海の上で周囲にはクルーザーの同席者しかいません。周りの目を気にすることなく開放的な空間の中で、心から釣りを楽しめます。
また、ゴミの扱いなどには注意が必要ですが、軽食を持ち込んで釣りをしながらその場で食事を楽しむのも、クルーザーフィッシングの醍醐味といえます。釣りたての魚をその場で捌いて食べるのもいいでしょう。川釣りや防波堤釣りでは感じることのできない、自由な空間の中で楽しむクルーザーフィッシングは別格です。
クルーザーフィッシングでできる2つの釣りの方法
クルーザーでフィッシングを楽しむためには、大きく分けて2種類の釣りの方法があります。それぞれ詳しく解説します。
底釣り・沖釣り
通常の川釣りや防波堤釣りと同様に、クルーザーから釣り竿を垂らし魚がかかるのを待つスタイルが「底釣り・沖釣り」です。すぐに釣れるとは限りませんが、マイペースにゆったりとした時間の中で釣りを楽しめます。
友人やパートナーと一緒にクルーザーフィッシングに行き、釣り竿を垂らしながらゆっくりと語らい合うのは忘れられない経験になるでしょう。
トローリング
釣り竿を自分でたらすのではなく、クルーザーに取り付け船を動かしながら魚がヒットするのを待つスタイルを「トローリング」と呼びます。
この場合、底釣りや沖釣りとは違って大型の魚を狙えるため、竿にかかった時の衝撃が段違いです。川釣りや防波堤釣りでヒットする魚とも力強さが格段に違うため、ヒットした魚を釣り上げるためには大きな労力が伴います。
大型の魚であればあるほど釣り上げるまでは大変ですが、他のどんな釣りのスタイルよりも自分で魚を釣っているという実感が強く、釣り上げた時の快感はなかなか味わうことのできないものになるでしょう。
釣りを楽しむ人には、ぜひ一度トローリングを経験してもらいたいほど強くお勧めできます。
クルーザーでフィッシングを楽しむための3つのポイント
クルーザーで釣りを行う上で、楽しむために押さえておきたいポイントをご紹介します。
最大限にクルーザーフィッシングを楽しむためにも、しっかりと押さえるようにしましょう。
目的にあったクルーザーを用意する
クルーザーはフィッシングタイプのものから、様々なマリンライフを楽しむためのマルチパーパス(多目的)タイプのものまであり、目的に合ったクルーザーを用意することが大切です。クルーザーを購入する際には、自分の目的にあったクルーザーを選択するようにしましょう。
しかし、クルーザーを用意すると言っても非常に高価であるため、気軽に購入ができない場合もあると思います。家族や友人がクルーザーを保有していれば問題ありませんが、なかなかそういうケースには当てはまらないこともあるでしょう。
その場合には、クルーザーのレンタルサービスを利用して、お手頃にクルーザーフィッシングを楽しむことをおすすめします。
レンタルする季節や時間帯、クルーザーのサイズによって価格は変動しますが、安い場合であれば1万円ほどで利用できるケースもあります。まずはクルーザーのレンタルサービスでクルーザーフィッシングを経験してみて、気に入った場合にクルーザーの購入を検討しましょう。
釣るターゲットによってクルーザーのサイズを変える
トローリングではなく、まずはカジュアルに底釣りや沖釣りを楽しみたいという場合は、20フィート程の小型クルーザーでも十分に楽しめます。
トローリングでカジキなどの大型サイズの魚を狙いということであれば、それに伴って大型のクルーザーが必要になります。自分の目的に応じたクルーザーでフィッシングを楽しみましょう。
クルーザーフィッシングの経験者と同伴する
クルーザーフィッシングは海上での釣りになるという点で、危険が伴うため経験したことがない人のみで釣りに出ることは非常に危険です。慣れないうちは、クルーザーフィッシングの経験が豊富な友人や知人と同伴するようにしましょう。
また、クルーザーを運転するためには1級小型船舶免許などの免許が必要となります。周囲の知人の中で免許を所有している人がいない場合は、運転手付きのレンタルサービスを利用しましょう。
海上での運転は天候が荒れやすく危険も大きいため、必ず熟練した運転手と一緒に釣りに出かけるようにしましょう。
釣りクルーズも、レグルスマリンにおまかせください
レグルスマリンでは、ゲストの方々と一緒にクルージングを存分にお楽しみいただくために、運航スタッフ派遣のサービスをご提供しております。※
※運航スタッフ派遣は各種管理プランをご契約いただいたお客様に付帯するサービスとなります。
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運航スタッフ派遣サービスをご利用いただくための各種管理プランとして、レグルスマリンでは「基本プラン」・「セレクトプラン」・「フルサポートプラン」の3つのプランから、オーナー様のご希望に沿ったプランをご提案いたします。
卓越した技術のスタッフによるきめ細やかな点検・修理・メンテナンスから船体保守、船長・クルー派遣、操船講習に至るまで、オーナー様のマリンライフをサポートするメニューをご用意しております。
基本プラン
月1回の機関機器点検と船体保守のスタンダードな保守管理プランです。基本プランならご愛艇の保守管理を税込 33,000円/月〜ご依頼可能です。
【サポート内容】
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※船長またはクルー派遣付きプランをご契約の場合
まとめ
今回は、クルーザーでの釣りの魅力や2種類の釣りのスタイル、楽しむポイントを解説しました。クルーザーフィッシングでは、川釣りや防波堤釣りでは釣ることのできない魚が釣れたり、周囲を気にせず非日常感を味わいながら釣りを楽しめます。
一度経験してしまうとハマってしまう魅力がありますが、いきなりクルーザーを購入することはハードルが高いためまずはレンタルサービスから始め、目的に合ったクルーザーが決まってから購入を検討しましょう。
一人でも多くの釣り好きの方にクルーザーフィッシングの楽しさを知ってもらい、クルージングフィッシングの人口が増えることを願います。