「せっかく高級クルーザーを購入するのだったら、外装だけでなく、内装までしっかりとこだわりたい」
これから高級クルーザーの購入を考えている方々は、上記のような考えを持っている方が多いのではないでしょうか。
クルーザーの醍醐味は、クルージングやフィッシングなどのアウトドアが楽しめるだけでなく、高級感のある内装の施された船内で日常のストレスから解放されて時間を忘れてリラックスできる点にもあります。
そこで今回はクルーザーの内装において、こだわるべきポイントを紹介していきます。この記事を読むことで、海上で快適に過ごすために最低限必要な装備の整え方が分かるのはもちろんのこと、デザインも含めた綺麗な見栄えの内装のクルーザーを選ぶコツも掴めます。
そのため、家族や恋人、友人を始めとして誰を乗せても恥ずかしくない、高級感漂うおしゃれな内装の高級クルーザーを購入の際に選べるようになるので、クルーザー選びで失敗しなくなるでしょう。
クルーザーでの内装のこだわりポイント
数多くの種類があるクルーザーのなかでも、サロンクルーザーと呼ばれる30フィート以上の大型クルーザーの内装は、まるで高級ホテルのスイートルームのようなエレガントな雰囲気が漂っています。
そしてサロンクルーザーには、船内の装備において主に以下のこだわりポイントがあります。
1.リビング・ダイニング
2.ベッドルーム
3.操縦席
では、次に内装における上記の3つのこだわりポイントについて詳しく解説していきます。
1.リビング・ダイニング
クルーザーの内装のこだわりポイント1つ目は、リビング・ダイニングです。サロンタイプのクルーザーの船内には、ソファーが設置されていて複数人でゆったりくつろげるリビングスペースと、食事をとることが可能な大きなテーブルが設置されているダイニングスペースが一体になった、リビング・ダイニングの空間が広がっています。
高級レザーを素材に使用していて、長時間座っていても体が痛くならない、ふわふわした体感のソファーがあることで、家族や友人、恋人と非日常空間にいる高揚感に包まれながら談笑したり、作りたての豪華な食事を心ゆくまで一緒に楽しめます。
リビング・ダイニングがデッキではなく、完全に船内にあるタイプのクルーザーであれば、海風に邪魔されることもありません。そのため、1人で読書をしたり、ゲームをしたりなどインドアを思う存分満喫することも可能です。窓がついているタイプであれば、船内にいながら海の景色を眺められます。
また、リビング・ダイニングに設置してあるソファーやテーブル、部屋の壁などの内装のカラーは、なるべく統一感のあるものにした方が気分がリラックスしやすくなるので良いでしょう。たとえば、すべてホワイトにして落ち着きのある空間にしたり、逆にブラックで統一して高級感を漂わせるのもありです。 逆に、赤やピンクなどカラフルすぎるカラーでリビング・ダイニングの内装のデザインを統一してしまうと、視覚的にも心理的にも刺激を感じすぎてしまい、常に興奮状態に陥りやすくなってしまうので要注意です。
2.ベッドルーム
クルーザーの内装のこだわりポイント2つ目は、ベッドルームです。クルーザーのモデルによって、リビング・ダイニングと同じ空間にベッドが置かれているケースもあれば、独立してベッドルームが設けられているケースもあります。
よりこだわりたい場合は、ベッドルームが独立して設けられているモデルのクルーザーを選んだ方が良いでしょう。
大人2人が横になっても充分な大きさのダブルベットが設置されているクルーザーも多くあります。暖かい色合いの間接照明で照らされた空間に、おしゃれな絵画を設置したり、クラシック音楽の流れる音響設備を整備するなど内装にこだわることで、よりエレガントさを醸し出した空間を構成できるでしょう。
3.操縦席
クルーザーの内装のこだわりポイント3つ目は、操縦席です。せっかくクルーザーに乗るのであれば、目的地まで快適に運転してマリンライフを満喫したいもの。ドライバーズシートにこだわって長時間運転をしても疲れにくいものにしたり、最新機器を導入して操船の負担を軽減したりするのがよいでしょう。
最近はAIの技術も進化していますので、将来的には操縦の大部分を自動でしてくれる機器・システムが開発されるかもしれません。
この他にも、フライングブリッジがあるタイプのクルーザーを選択するのもおすすめです。
フライングブリッジとはクルーザーの上部に設置されたスペースのことで、クルーザーのタイプによっては、屋外に操縦席とベンチシート、テーブルなどが設置されています。より開放感を感じながら運転をすることができ、快適なクルージングを楽しむことができます。
内装にこだわりつくした高級クルーザーのモデル例
ここからは、国内・国外のメーカーから1つずつ、内装にこだわりつくした高級クルーザーをピックアップして紹介していきます。
・新艇価格が1.8億円する国内メーカーのクルーザー
・56フィートの船体を誇る3億円のイタリアメーカーのクルーザー
上記の2つのクルーザーは、どこも負けず劣らず、最高級の高級感が漂う内装を実現しています。とにかく、クルーザーの内装にこだわりつくしたい人は、この価格帯のクルーザーを一目見ておいて損はないでしょう。
新艇価格が1.8億円する国内メーカーのクルーザー
とある国内メーカーでは新艇価格が1.8億円する43フィートのクルーザーを製作・販売していました(現在は受注が終了しているモデルになります)。
内装の木材には希少な高級木材である「シカモア」を使い、銘木家具の作り手として日本有数の技術を誇る「松創」さんが作成した家具が設置されています。シカモアが本来持つ絹のような乳白色の光沢と、高い技術を誇る鏡面仕上げによって高級感のあるデザインに仕上がっています。加えて、サロンテーブルにはカーボン繊維を織り込んだ西陣織の天板もついており、プレミアムな逸品となっています。
この他、操縦席はダブルシートとなっており、ゆったりとした、座りごごちの良いデザインとなっています。また、フライングブリッジのあるタイプのクルーザーで、ウィンドシールドが極限まで低く設計されているため、視界を遮らずに海を一望することも可能です。
56フィートの船体を誇る3億円のイタリアメーカーのクルーザー
イタリアのとあるメーカーでは56フィートもの大きさを誇る、船体価格3億円の高級クルーザーを製作しております。
この高級クルーザーの内装でもっとも特徴的なポイントは、ダブルベッドが置かれたベッドルームがなんと3つもあることです。
各ベッドルームは完全個室になっていて、ホワイトとブラウンのカラーを基調にした落ち着きのある空間になっています。シャワールームやトイレもベッドルームの近くに設置されているので非常に便利です。
また、船内のフロアがウッドデッキをモチーフにしていたり、ワインセラーや冷蔵庫が設置されていたりと高級感が至るところにちりばめられている点も見逃せません。
クルーザーの内装も定期的なメンテナンスが不可欠
せっかくクルーザーの内装を高級感あるものにこだわって揃えても、定期的なメンテナンスを疎かにしてしまうと機材などはすぐにダメになってしまいます。そのため、定期的なメンテナンスや船内清掃が不可欠ですが、全ての作業を一人で行うのはかなりの時間と労力が必要です。「メンテナンスを行う時間がない・・・」「船内も常にきれいな状態を保っていたい!」といったお悩みをお持ちのオーナー様は、ぜひクルーザーの保守メンテナンスを専門としているレグルスマリンまでご相談ください!
レグルスマリンでは「基本プラン」・「セレクトプラン」・「フルサポートプラン」の3つのプランから、オーナー様のご希望に沿ったプランをご提案いたします。
卓越した技術のスタッフによるきめ細やかな点検・修理・メンテナンスから船体洗浄、船内清掃、船長・クルー派遣、操船講習に至るまで、オーナー様のマリンライフをサポートするメニューをご用意しております。
基本プラン
月1回の機関機器点検と船体保守のスタンダードな保守管理プランです。基本プランならご愛艇の保守管理を税込 33,000円/月〜ご依頼可能です。
【サポート内容】
・月1回の機関機器点検
・船体保守
セレクトプラン
基本プランにご希望のオプションを追加して、オーナー様のニーズに合わせた管理プランです。6つのオプションをご用意していますので、オーナー様の様々なお悩みやご希望にそった、オリジナルのプランの作成が可能です。
【サポート内容】
・月1回の機関機器点検
・船体保守 +ご希望のオプションをお選びください
▶︎船体洗剤洗浄
▶︎負荷運転点検(洋上試運転点検)
▶︎船体メンテナンス
▶︎船内清掃
▶︎運航スタッフ派遣
▶︎操船講習
フルサポートプラン
機関機器点検・負荷運転点検・船体洗剤洗浄・船内清掃・船体メンテナンスと総合的にご愛艇を保守管理させていただく、フルサポートなプランです。専門知識も必要ありません。レグルスマリンに全ておまかせください。
【サポート内容】
・月1回の機関機器点検
・船体保守
・船体洗剤洗浄
・負荷運転点検(洋上試運転点検)
・船体メンテナンス
・船内清掃
・運航スタッフ派遣※
※船長またはクルー派遣付きプランをご契約の場合
まとめ
今回は、高級クルーザーの内装でのこだわりポイントと実際に内装が充実している高級クルーザーのモデル例を紹介しました。
リビング・ダイニング、ベッドルーム、操縦席などの内装にとことんこだわり、船内全体から高級感を出すことで、よりリラックスした気分で過ごせてインドアでもクルーザーを大いに活用できるようになります。
ぜひこの記事を参考に、内装にこだわった、あなた専用の高級クルーザーを手に入れてみてはいかがでしょうか。