新艇クルーザーの購入方法とは?選び方や購入の流れを解説!

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「クルーザーを購入したいけどどうやって買えばいいの?」
「そもそもクルーザーってどうやって選んだらいいの?」

クルーザーで釣りやスポーツ、船上パーティーなどを楽しむためにクルーザーを購入しようと検討している方は、上記のような疑問を抱いている場合が多いのではないでしょうか。クルーザーを購入するためには、通常の買い物の感覚とはだいぶ違う手順や注意点が存在します。

そこで今回は、新しいクルーザーを購入する際の手順や選ぶためのポイント、購入する上で知っておきたいポイントを解説します。この記事を読めば、実際にクルーザーを選んで購入する方法がわかるでしょう。

なお、中古クルーザーの購入を考えられている方は「中古クルーザーの購入方法とは?メリット・デメリットも確認!」をチェックしてみてください!

新艇のクルーザーを購入するまでの流れ

新艇のクルーザーを購入する流れ

クルーザーを新艇で購入しようと思った場合に、実際に購入して自分がオーナーとなって乗るまでには以下の6つのステップがあります。それぞれ詳しく紹介します。

購入したいクルーザーを選ぶ

クルーザーを新艇で購入する場合、メーカーから直接購入することが一般的ですが、購入する前にどのメーカーのどのクルーザーを購入するかを選ぶ必要があります。

船の大きさや、クルーザーのタイプによって金額は大きく異なりますが、クルーザーの新艇は安いものでも数百万円を超える物が多く、大型サイズのものであれば1億円を超えることも珍しくありません。後ほど紹介する選ぶためのポイントをしっかりと理解し、自分にとって最適なクルーザーを選ぶようにしましょう。

クルーザーの価格の相場を確認されたい方は「クルーザーの価格相場はいくらか?船体価格をサイズ・目的別に確認!」をぜひチェックしてください。

購入するクルーザーの情報収集には以下の方法がありますので、複数の方法で情報収集することをお勧めします。

・販売店でスタッフに話を聞く
・販売店やマリーナで実物を見せてもらう
・ボートショーなどの展示会
・イベントに参加する
・知人などの所有者に話を聞く

クルーザーの購入も、レグルスマリンがしっかりサポート

クルーザーを購入する際には、船の選び方だけではなくどの販売店で購入するかも重要なポイントです。

また、中古艇を購入する場合、販売店の品質やサービスを重視して選ぶことも大切です。
しっかりと確認をして選ばないと、整備が十分に行き届いていないクルーザーを購入してしまうことがあるためです。

レグルスマリンでは、輸入艇·国産艇、新艇·中古艇を問わず、管理を承っております。その豊富な管理実績をもとに、お客様のクルーザー選びをトータルサポートいたします。
ディーラーのご紹介も可能ですので、船選びにお困りでしたら、お気軽にご相談ください。

クルーザーを試乗する

購入したいクルーザーが決まったら、実際に試乗して乗り心地を体験します。自動車の購入の際も同じですが、カタログで性能やデザインを見ただけでは乗り心地はわからないため、必ず試乗するようにしましょう。

デザインに一目惚れして購入を決めたという場合であったとしても、実際に試乗してみて内部の構造やデザインを見て初めて自分の理想に近いかどうかが分かります。非常に高価な買い物であるため、後悔のないようにしっかりと試乗をして納得した上で購入するようにしてください。

資金計画を立て購入する

試乗した後に正式に購入を決めた場合は、費用の支払いです。購入費用を一括で用意できる場合はすぐに済むのですが、額が高額であるためにローンで購入するケースも非常に多いです。

その場合は、船舶購入のための支払い計画を立てる必要があります。支払い計画を立て、販売業者と合意が得られた段階で購入が成立します。

ローンで購入する場合は、信用力の調査などが入りますので、十分な資金を持った上で購入するようにしましょう。

船舶登録をする

クルーザーを新艇で購入する場合、契約の成立後に購入した船舶に関する登録を行う必要があります。これは小型船舶登録法で定められており、クルーザーの種類や総トン数といった基本的な情報から船舶を保管するための港などの情報も登録しなくてはいけません。

これらの登録をしない限り、クルーザーの所有権を第3者に対して証明することができず、実際に運転することもできないため必ず登録するようにしましょう。

詳しくは「日本小型船舶検査機構_登録制度」のサイトをご参照ください。

船舶保険に加入する

自然を相手にする海のレジャーは、細心の注意を払ってもいついかなる時に事故や災難に出会うかわかりません。

遭難、座礁、他船や桟橋との衝突、海上施設や標識への衝突、海上に仕掛けられた定置網や生簀などへの誤侵入、同乗者がデッキで転んで怪我をした、装備品が盗難にあった····など、色々な事故や災難が起きうる可能性があります。

ケースによっては多額の賠償金を請求される事故もありますので、船舶保険に加入をしておくことで保険金でカバーすることが可能です。

海難事故に備え対人賠償責任保険への加入はボート乗りの最低限のモラルだと言えます。

進水式を行って購入の完了

購入した新艇クルーザーの進水式

クルーザーを購入し船舶登録も完了したら、いよいよ進水式を行います。進水式を行うことで初めてオーナーになれるため、重要な儀式といえます。

業者との間で購入の契約が済んだからといって安心せずに、進水式までしっかりと完了させるようにしましょう。

購入するクルーザーを選ぶための3つのポイント

購入するクルーザーを選ぶ3つのポイント

クルーザーの購入手順の中でも触れましたが、非常に高価な買い物になるため、後悔がないようにしっかりと選ぶ必要があります。そのための3つのポイントを解説します。

目的から選ぶ

クルーザーは、使用する目的に合わせて以下の3つの種類に分かれています。

・フィッシングタイプ
・スポーツタイプ
・サロンタイプ

フィッシングタイプは、クルーザーで釣りを楽しむことを目的とした種類です。フィッシングタイプの中でも釣り竿を立てる場所があるだけの小型タイプから、大型の魚を狙うためのトローリングができる大型クルーザーまでさまざまな種類があります。
フィッシングクルーザーに関しては「クルーザーで本格的な釣りを楽しもう!他の釣りとの違いも合わせて解説!」の記事に詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください。

スポーツタイプは、クルージングをスポーツとして楽しむことを目的とした種類です。ほとんどの種類が屋根のないオープンデッキとなっており、海風を直接感じることができます。

サロンタイプは、比較的大型のクルーザーの種類であり船上パーティーなどが行えるリビングスペースが存在するクルーザーの種類です。別荘のような使い方ができ、友人や家族とのんびりとクルージングを楽しむためには最適な種類といえます。
サロンクルーザーに関しては「サロンクルーザーの特徴を確認!海上の別荘とも呼ばれる理由とは?」の記事に詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください。

これらの3つの種類の中から、自分がクルーザーを購入してどういった楽しみ方をしたいのかを考え、選ぶようにしましょう。

予算で選ぶ

クルーザーの価格はピンキリであり、数百万円で購入できる小型タイプから1億円を超える大型タイプまでさまざまです。ご自分の予算と相談して無理のない範囲で選ぶようにしましょう。

後述しますが、クルーザーは購入代金とは別に維持するための費用も安くない金額が発生するため、それらも考慮した予算を確保する必要があります。

デザインや乗り心地で選ぶ

種類と価格を決めた後は、デザインや乗り心地でクルーザーを選びましょう。クルーザーは一生ものの買い物になることが多いため、自分が気に入ったデザインで快適に乗れるものを選び、後悔しない選択にすることが大切です。

クルーザーを購入する上で知っておきたい3つのポイント

クルーザーを購入する上で知っておきたい3つのポイント

クルーザーを購入する上で知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

購入と同時に保管場所も探す必要がある

クルーザーを購入するためには、保管場所も同時に確保する必要があります。自宅に保管できるサイズの買い物ではなく、どこでも自由に保管できるものでもないため、条件を満たした港やマリーナを確保しなくてはいけません。

港やマリーナによって保管するだけではなく、メンテナンスまで行ってくれる場所もあるため、そういったポイントでも停泊する場所を選ぶようにしましょう。

当社は日本最大級のマリーナである横浜ベイサイドマリーナにて17年以上、クルーザーの管理・メンテナンスサービスを提供し続けてまいりました。
横浜でマリーナ・保守メンテナンス会社をお探しであれば、ぜひレグルスマリンまでご相談ください。

中古で購入するという手もある

クルーザーを新艇で購入しようとするとどうしても費用が高くなってしまうため、なかなか手が出せないという方も多いかと思います。

クルーザーは中古での売買も一般的となっており、新艇と比較しても安価で購入できるためなるべく予算を抑えたいという場合は、中古も視野に入れておきましょう。

メンテナンス費用も用意しておく

購入手順の中でも触れましたが、クルーザーはメンテナンスのための費用も忘れてはいけません。メンテナンス費用としては、保管費や燃料費、保険料などが発生しますが、25フィート前後のクルーザーで年間70万円〜80万円ほどかかることが一般的です。

購入費用だけではなく、年間で100万円弱のメンテナンス費用が必要だということも必ず抑えた上で購入を検討しましょう。

クルーザーの維持費に関しては「クルーザーの年間維持費はいくらかかるのか?具体的な項目も確認!」の記事に詳細をまとめていますので、ぜひご覧ください。

横浜でのクルーザー保守メンテナンスはレグルスマリンにおまかせください

クルーザー購入後のメンテナンスプラン

レグルスマリンでは、「基本プラン」・「セレクトプラン」・「フルサポートプラン」の3つのプランから、オーナー様のご希望に沿ったプランをご提案いたします。

卓越した技術のスタッフによるきめ細やかな点検・修理・メンテナンスから船体保守、船長・クルー派遣、操船講習に至るまで、オーナー様のマリンライフをサポートするメニューをご用意しております。

基本プラン

月1回の機関機器点検と船体保守のスタンダードな保守管理プランです。基本プランならご愛艇の保守管理を税込 33,000円/月〜ご依頼可能です。

【サポート内容】
・月1回の機関機器点検
・船体保守

セレクトプラン

基本プランにご希望のオプションを追加して、オーナー様のニーズに合わせた管理プランです。6つのオプションをご用意していますので、オーナー様の様々なお悩みやご希望にそった、オリジナルのプランの作成が可能です。

【サポート内容】
・月1回の機関機器点検
・船体保守 +ご希望のオプションをお選びください
 ▶︎船体洗剤洗浄
 ▶︎負荷運転点検(洋上試運転点検)
 ▶︎船体メンテナンス
 ▶︎船内清掃
 ▶︎運航スタッフ派遣
 ▶︎操船講習

フルサポートプラン

機関機器点検・負荷運転点検・船体洗剤洗浄・船内清掃・船体メンテナンスと総合的にご愛艇を保守管理させていただく、フルサポートなプランです。専門知識も必要ありません。レグルスマリンに全ておまかせください。

【サポート内容】
・月1回の機関機器点検
・船体保守
・船体洗剤洗浄
・負荷運転点検(洋上試運転点検)
・船体メンテナンス
・船内清掃
・運航スタッフ派遣
船長またはクルー派遣付きプランをご契約の場合

まとめ

今回は、クルーザーを購入するための手順や選び方、購入する上で知っておきたいポイントを解説しました。クルーザーは通常の買い物とは手順や注意点が異なるため、しっかりとそれらを理解する必要があります。

自分の目的に応じた種類のクルーザーを選ぶことで後悔がない買い物ができ、クルーザー生活を満喫できることを願っています。

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